周りの環境はどれほど大切か
こんにちは、芹澤です。
今回は環境の大切さについて
書きたいと思います。
今回も個人的な意見をふんだんに
盛り込んで記載します。
一つの参考として頂ければ幸いです。
環境についての結論
毎度のこと初めに結論から
述べさせて頂きます。
”環境は大切”というのが私の結論です。
むしろ
環境がすべてと言っても
過言ないと考えています。
ここでいう”環境”とは
”自分が身を置く場所のこと”
です。
家族であり、学校であり、
職場であり、地域であり、
もっと言うと地方や国という範囲まで
広げることができます。
身を置く環境によって
どのような影響を受けるかということを
今回述べたいと思います。
ますは私が歩んできた
家庭、学校、職場という三つの環境が
ざっくりどのようなものだったかを
簡単に説明します。
そのあと、
環境が大切だと思っている理由というものに対して
持論を展開していきます。
家庭
初めは家庭の環境についてです。
若干脱線しますが、
家庭、学校、職場というのは
一般的な人間が年を取る時系列に沿っていると考えています。
幼少期⇒青年期⇒成人期という感じのイメージです。
なのでこの順番で書いていきます。
家庭の環境とは
幼少期の環境と捉えることができます。
以前の記事でも触れたのですが、
幼少期の環境というのは
非常に大切だと考えています。
第10回:挫折経験は必要か – 中小企業継ぎます (kunitachi-serizawa-glass.com)
なぜならここで生成される
根柢の様々な価値観は
今後の人生において大きな影響をもたらすからです。
3人兄弟の長男として生まれました。
家庭環境は当時は比較対象がなかったため
分からなかったのですが、
非常に恵まれていたと思います。
家族の愛に恵まれて育ちました。
自己肯定感や人生は楽しいものといった感覚、
書くのは恥ずかしいですが、
自分は優れている人間という考えを持ちました。
学校
中学受験をしました。
いわゆる自称進学校の中高一貫校に入ります。
第一志望に落ちた。
定期テストも180人中160位。
入っていたサッカー部でも下手。
おまけに問題児。
といった理由で自分はできる人間
という価値観は壊れていきます。
ある意味で人生初めての挫折です。
ついでに浪人もします。
第10回:挫折経験は必要か – 中小企業継ぎます (kunitachi-serizawa-glass.com)
またまた上記の記事にも書いていますが、
ここでも自分はしょうもない人間ということが
発覚します。
ただ、本当の意味で勉強するということを学べたので
かけがえのない時間だったと思います。
無事、第一志望の東北大学に受かります。
当然ですが、周りは賢い人間ばかりです。
根がクズなので、講義もさぼりまくり。
入ったアメフト部でも全く目が出なかったです。
またまたおまけに就職浪人をします。
自分は才能ある人間という価値観は
完全に破壊されました。
特にアメフトは頑張っているつもりでしたが
全くでした。
自分は特別なんかじゃない。
努力しても実らないかもしれない。
でも、凡人には努力するしか選択肢ないよね。
という価値観が生まれました。
この価値観は
現在においても大きな原動力となっています。
基本的には
正しい方向に努力すれば
それなりに結果が残せるとも思っています。
なので努力が続けられるのかもしれません。
自分が特別ではないと自覚できたからこそ、
・頭がいい人
・見た目がかっこいい人
・スポーツができる人
・リーダーシップがある人
・成功している人
・自分に自信がある人
といった人種に対して憧れというか
かっこいい、自分もこうなりたいと思う価値観も形成されたと思います。
社会人
1年の就浪をへて、
日系のSIerに入社します。
2年で退職することになります。
その2年は基本的に
プログラマーとして仕事をしていました。
全然向いてなかったと思います。
大学時代にアメフト部のトラウマもあって
向いていないものは切る選択を
簡単に取れるようになりました。
日系企業の年功序列の仕組みや
柔軟性が低い組織形態も
自分には理解できなかったため
退職をしました。
しかし、プログラミングを学んだことは
その後の人生におおいに役立っています。
ITの世界における
基本のキを学べたことは
非常に良かったです。
そもそも経営者になりたい思いがあったので
長居するつもりはありませんでした。
2社目はコンサルのベンチャーに入社しました。
ここでは
コンサルの根幹であるロジカルシンキングを
学んだだけではなく、
会社という組織がみるみる大きくなる様を
まじまじと感じることができました。
少し脱線しますが、
特に社長・副社長には大変お世話になりました。
同じ経営者という目線・知識・経験をもって
再びお会いするのが現在の目標です。
また、ベンチャー企業ということもあり
社員の方も様々なバックグラウンドを
持っていました。
非常に良い刺激だったと思います。
また、年齢関係なく昇進していく環境は
刺激的で私にとっては良い環境でした。
以上が家業を継ぐまでの
ざっくりとした環境の説明および印象です。
私の考え
根柢となる価値観は非常に大切だと思います。
すなわち
「人生は素晴らしいもの」
「自分には価値がある」
「自分は大切にされている」
という価値観・考えです。
幼少期に形成されると考えています。
親から、家族から、親戚から、周りの人から
たくさんの愛を注がれることで
この価値観は形成されると思います。
ここが揺らぐ限り
どんなに良い環境でも
良い価値観は積みあがっていかないと
考えています。
その基盤があり、
「この世は資本主義社会で
競争社会で
強者がより富を得る。
凡人ができることは努力することだけで
しかしその努力は実るかはわからない」
という思想が私の中にあります。
受験や部活、就活などの
競争する経験を通して
このような思想が生まれています
このように書くと
本当に世知がない世の中だなと感じる方もいると思います。
「それはあなたが恵まれているから」
「強者の理論でしょ」
という意見もあるでしょう。
しかし、まぎれもない事実だと思います。
またまた、脱線します。
最近は競争しないといった文化が
生まれてきています。
運動会の徒競走で順位をつけるのではなく、
みんなで手をつないでゴール
みたいな感じです。
おそらくこのような教育をする背景として
・優しい人間になって欲しい
・他人と自分を比べる必要はない
・みんな対等に扱うのが良いこと
といったことが挙げられると思います。
はなはだおかしいと
私は感じます。
他者と協力することや助け合うこと、
他者と自分を比べないこと、
みんな対等に扱うことも、
非常に大切なことです。
しかし、競争する場面(差が生じる場面)で
その差を敢えて出さずに
みんなで仲良しといった感じは
結果として子供たちのためになっていないです。
この世の中が資本主義社会である以上
そのような甘い環境で育てても
他人と差は生まれる一方です。
競争社会の弱者は
本当の意味で
優しい人間、他人を尊重できる人間
にはなれないと思います。
子供には
あなたは素晴らしい存在というものは根柢に置きつつ
世の中は厳しい競争社会だよ
という教育をすべきではないかと思うのです。
話を戻します。
幼少期の環境の大切さは
以上とします。
学校と社会人の環境に対する考え方は
基本的に一緒です。
”極力レベルの高い環境に身を置く”
この1点に尽きると思います。
理由は
当たり前の基準が底上げされるからです。
例えば、
荒れている学校で
勉強を頑張るのは難しいです。
人間は良くも悪くも周りに影響を受けます。
特に私のような凡人は
周りの環境に影響されます。
偏差値の高い学校に行けば
勉強するのが当たり前だよね
大学行くのが当たり前だよね
という価値観が無意識のうちに形成されます。
私がそこそこの生活をできているのは
90%以上が環境のおかげだと
断言できます。
あらゆることに対する基準が上がるのは
その後の人生で良い影響を与えることが
多いのではないかと思います。
何を言いたいかというと
自分を変えたいなら
もしくは
自分の子供であったり
親しい人を変えたいのであれば
環境を変えましょう。
今からでも遅くないはずです。
例えば、
取りたい資格があるけど、
勉強に身が入らない場合
友達と一緒に勉強する約束をするであったり、
勉強しなくてもいいからカフェに勉強道具を持っていく
といった感じです。
ちなみに、
私のおすすめは図書館に行くことです。
土日に予定がない場合は
図書館で仕事や勉強をすることが多いです。
周りに勉強や仕事をしている人しかいないので
スマホをいじっていると
浮いてしまいます。
何かを変えるなら環境を変える。
良い価値観も
場合によっては
悪い価値観も
環境によって生まれる。
こういった意味で環境が大切と
私は考えています。
おまけ
ちょっと違ったベクトルですが
環境を変えるという意味で
旅行、特に海外旅行がよい経験になることが
多いと思います。
たくさんの当たり前が崩され
日々の生活を見直すきっかけになります。
たくさんの国に行ったことがあるわけではないですが、
フィリピン・マニラでの滞在はかなり印象に残りました。
セブ島に2週間滞在した後
1泊だけマニラに滞在しました。
安さ重視で選んだホテルは
比較的荒れ目の
スラムっぽい雰囲気に囲まれた場所にありました。
Aden Hotel(マニラ):(最新料金:2024年) (booking.com)
一応、URL貼っておきます。
中はきれいでもう一度泊りたいくらいです。
しかし、周りの雰囲気は気にせずに選んだので
カルチャーショック的なものを感じました。
ぼろぼろの服の子供が
道端で遊んでいるような場所です。
2~3歳の子供が夜に
路上で寝ているような場所です。
ある集団の
お風呂はビニールでできた少し大きめな
プールでした。
そこに不特定多数の家族が入っていました。
環境の違いをまじまじと感じた瞬間でした。
自分はただただラッキーな
環境にいるだけなんだと感じた経験でした。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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