自責思考と他責思考のバランスをどうするか。
こんにちは、芹澤です。
自責思考と他責思考という言葉があると思います。
今回はそのバランスについて
どれくらいが最適なのか、
どの場合、自責が良くて
この場合は他責の方が良い
ということを言語化していきたいと思います。

まず、最初に自責と他責の定義をしましょう。
簡単に私の解釈を話すと、
何か不都合なことがあったときに、
その起きた理由を自分にするか、
自分以外の何かにするか、です。
例えば、小学生がテストの点数が悪い時
自分の勉強不足を悔やむか
はたまた塾の先生のせいにするか
といった感じです。
では、早速本題に入っていきたいと思います。
自責のメリット
自責のメリットを一言で言うと、
一番成長につながりやすい考え方ということです。
失敗したとき、うまくいかないときに、
それを自分の責任と捉え、
その後の行動を改善していく。
このスキルは何事にも応用が利く、
素晴らしい能力だと思います。
勉強ができる人も
スポーツができる人も
仕事で成功している人も
基本的にはこの思考がベースにあると思います。

なんでもかんでも自責に考える必要はありませんが、
ベースとして持つ思考としては良いと思います。
どういう時に自責で考えるべきかは後述します。
自責のデメリット
成長に一番つながる考え方だと思いますが、
一方で自分を追い詰める、自信を無くしてしまう
といったデメリットも確かに存在します。
失敗を自分の責任として、
多くの場合、すべて受け入れるのはストレスがかかります。
そのストレスに耐えられないと
メンタルが崩れ、失敗しては反省して、自信を失くし、、、
という悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。
成長できる人の必要条件だと私は考えますが、
ある程度のメンタルの強さが必要だと思います。
他責のメリット
ずばり、精神が擦り減らないことでしょう。
自責のデメリットの裏返しです。
自分以外の何かに責任を置けば
自分のメンタルは守られるはずです。
また、反芻せずにも済むと思います。
失敗してしばらくの間
頭の中で何度も反省を繰り返す経験は
誰にでもあるのではないでしょうか。
これによって、
頭のリソースが取られてしまい、
有意義な時間の使い方は難しくなってしまいます。
他責にすることで
頭のリソースは自責する際と比べ
少なからず空けることができます。
心の余裕がない時は
他責の考えに陥りがちな気がします。
他責のデメリット
成長しにくいのはもちろんです。
なぜならせっかくの改善の機会を失うからです。
しかし私が自責の最も大きいデメリットだと思うのが、
周りからの見え方が悪いということです。
一言で言うと
「ダサい」です。
これは社会生活を営む上で
かなりのデメリットだと考えています。
スポーツでも、仕事でも、恋愛でも、勉強でも
失敗したときに
環境・他人など自分以外のものに責任があるという人がいたら
果たしてどう思いますか。
色々な事情があり、
本当に自分以外のものに責任もある場合もあるでしょう。
しかし、私はシンプルにダサいと思います。
最終的に自分の責任と言える人はかっこいいし
信頼できます。
逆に他責の人に何かを任せたり、信頼を置くことは難しいです。
他責にすることで短期的には自分のメンタルを守れるかもしれません。
しかし、中長期的には成長の機会を失い、
他者からの信頼されない人間になるのではないでしょうか。
自責と他責のバランス
結論から申し上げると、
「出来事の優先度」×「メンタルの強さ」×「自己肯定感」の結果が
自責と他責のバランス、使い分けのポイントだと思います。

まずは「出来事の優先度」です。
発生した出来事の状況による切り分けは
めちゃくちゃ大事なことだと思います。
例えば、知らないおっさんがいきなりぶつかってきたとします。
これを自責に考え、
「もっと気を付けよう」
「何か気に障ることしたかな」
と自責で考えることはただの意味のない行動です。
また、自分の頭や心のキャパシティを
無意味な出来事で埋めるのはもったいないです。
ある程度、自分のコントロールできない範囲を認識し、
切り捨てることも生きる上では大事ではないでしょうか。
出来事の優劣を決めるのは
「プライド」を持っていることか否かだと考えています。
「プロ意識」と言い換えることもできます。
おっさんにぶつかれらたことに
プライドを持っている人はいませんよね。
一方で、自分の仕事であったり、
やっているスポーツだったりに
プライドを持っている人はたくさんいます。
プライドを持っていることに対する失敗は自責しやすいです。
次は、「メンタルの強さ」です。
メンタルが弱いのに、自責思考が強いと病みます。
自分の至らないところを受け入れる受容力は
自責をする上での必要条件となります。
時には目を逸らしたくなるような失敗
認めたくないような失敗をすることもあるでしょう。
そのような場合でも、失敗を受け入れ
次に向けて努力できるようなタフさが必要です。
しかし、同じ人間でもタイミングによっては
メンタルの強さにブレはあるでしょう。
時々の精神状況は考慮に入れるべきでしょう。
最後は自己肯定感です。
若干、メンタルの強さともかぶってくるかもしれませんが、
ご了承下さい。
なぜ自己肯定感が必要か。
自己肯定感が低いと自責思考した際に
「自分はダメな人間だ」という思いだけ
フォーカスされてしまうからです。
中学生の時のサッカー部でS君という同級生がいました。
彼はミスをすると
「俺のせいだ、俺のせいだ」
と自責していました。
今思い返すと
彼は自己肯定感低かったと思います。
反省はしているのだけれども
周りからの見え方はあまり良くなかったです。
理由は前向きな反省ではないからだったからだと思います。
ただただ自分を追い込む発言、
もしくは他者から責められないための反省だったからです。
ミスを受け入れた上で、前向きになれるか、
それができることに自責の意味があるのです。
また、失敗した分野が自分の得意不得意かも
かなり影響してくると思います。
その分野に対して、自信があるかどうか。
自己肯定感に近いところだと思います。
得意であれば改善できる自信があると思えます。
少なくともそう思う可能性は高いです。
しかし、不得意な分野であれば改善できると思うのは
確率的に下がってしまうのでないでしょうか。
以上の要素の掛け合わせで自責思考するとき、
他責思考するときを分けるのがいいと思います。
反例として、
ミスしたときプライドが邪魔して他責にするプロの人もいる
ということが挙げられると思います。
ミスを認められないのは本当の意味でプロではないと思います。
そして、ミスを受けいられないほどメンタルが弱く、
自己肯定感も低いんだなと私は考えてしまします。
自分も思考をぜひ分析してみてください。
やらない方がよい他責
基本的には他責はしない方が良いというのは
お伝え出来たと思います。
この時は他責な行動や発言はしない方がいいという場面をいくつかあげます。
明らかに自分が悪い時
これはめちゃくちゃ当たり前だと思います。
しかし、意外とできていない人が多いです。
何かミスをしたとき、
不注意だった・避けようがなかった
という場合も確かにあるでしょう。
素直に謝るのが、一番印象が良く
結果的には傷口が一番小さく済みます。
むしろ信頼が増す場合すらあると思います。
ですが、現実問題言い訳する人が多いです。
みなさんも自分自身がやってしまった、
会社のあの人はいつもそうだよな
と思い浮かぶのではないでしょうか。
ぜひ、言い訳はせずに失敗を認められる
かっこいい人間になりましょう。
社外の人とのやりとり
社外の人、つまり取引先であったり、
お客さんとのコミュニケーションを行う場面では
他責な発言・行動はするべきではありません。
例えば、営業している際にお客様からの質問で
分からないことがあったとします。
上の者に持ち帰り確認しますとその場を収め、
確認後お客様へ連絡しました。
この時の伝え方に自責・他責の考えが出ると思います。
伝えるときに他人を主語にするか、しないかです。
「弊社の○○がよりますと、、、」ではなく、
「××です(でした)」と言い切る。
断言できない場合は
「確認したところ、私は○○だと思います。」
「私は××だと考えています。」
といったように自分を主語にします。
小さい部分ではありますが、
何かを伝えるときに自分を主語にするか、
それとも会社や上司などを主語にするか。
ここにビジネスマンとしての差、
特に信頼感につながると思います。
その他、ビジネスマンについての記事は下記を参照して下さい。
責任者の立場で失敗したとき全般
自分が責任者の立場で、
何かを失敗したときに自分以外の何かの責任を
求めるのはやってはいけない行動です。
例え、どんな予想外の出来事・コントロールできない出来事が
起こってもそれを含めて「自分のせいだ」と言える、
そしてどうにかする、というのが責任者・リーダーの姿だと思います。
失敗は誰にでも起こりうることですが、
その後の対処を間違えると
着いていきたくないというリーダーという風に
見られてしまいます。
最近、心を打たれた動画があります。
山一證券が倒産した際の社長の会見です。
責任をすべて自分にあると言い切ったうえで
社員の今後まで案じる。
シンプルに経営者・人間としてかっこいいと思いました。
ここまで、まっすぐな心を持てるか分かりませんが、
確実に目指すべき精神性だと考えています。
自分のプライドがあること
”自責と他責のバランス”でも軽く触れましたが、
自分のプライドがあるもの・得意なもの
もしくは得意にしたいことは自責を持つべきです。
自責は成長の近道です。
うまくいかないことを他の何かに責任を押し付ける人が
成長できるでしょうか。
私はそうは思いません。
あらゆる不条理を受け入れ、
自分の責任だと考え、
それを乗り越える。
それが成長だと思うのです。
また、その精神性は他分野でも広がっていくと思います。
何かを得意になれば、自信が付きます。
自身が付けば、他のことにも取り組んでみようと考えます。
そして、失敗してもそれを乗り越え、また自信をつける。
結果として、人間として魅力的になると信じています。
まとめ
自責は言い換えれば、
言い訳をしないことだと
この記事を書いていて感じました。
経営者になるという道を選んだ私は
会社で起こった不運はすべて自分の責任だと
言い切る強さが必要です。
責任を持てる人はかっこいいです。
言い訳をしない人はかっこいいです。
責任を取れる人はかっこいいです。
かっこいい人間になれるよう
一緒に頑張っていきましょう。
おまけ
妻に怒られたときは、俺は悪くないとよく言っています。
結果、状況は最悪になります。
以上です。
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