第13回:読書の重要性について

読書の重要性について

こんにちは、芹澤です。

今回は読書について
持論を述べたいと思います。

みなさんは
本を読んでいますか?

おそらく
こんな記事を読んでいるのは
読書家の方が多いのではないかと思います。

今回は
ビジネス系の意識高い系の話でよくでてくる
読書について書きていきたいと思います。

読書との出会い

いつも通り、結論から書こうと思いました。

が、私が読書を始めたきっかけや
どんな本を読んでいるかを
少しだけ話させてください。

意識して読書を始めたのは
大学を卒業する年の最後の方だったと
記憶しています。

ちなみに5年目の大学生の時です(笑)

それまでも多少の読書ブームがあったのですが、
訪れては知らぬ間に去っていきました。

大学5年生の時、
新卒で入社する会社から
資格の課題を出されていました。

具体的には
入社までに簿記二級を取得すること。

内定後2回チャンスがありましたが
不勉強がたたり、1回目は落ちました。

そこから怠惰な生活がたたって
試験まで残り2週間となっていました。

その2週間、大学の図書館に朝から晩まで
こもりきりで勉強しました。

勉強に集中するためにスマホを
家に置いておいたので
当然息抜きにスマホを触るという手段はとれません。

そこで何をしていたかというと
読書をしました。

よく大学の図書館には
卒業生が著者となっている本のコーナーがあると思います。

そのコーナーの中で面白そうな本を読んでみました。

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千田さんの本が読みやすそうだったので
手に取りました。

ちなみに千田さんという方は
大学時代に1万冊の本を読破したそうです。

しかもすべて新品を自分で購入していたそうです。

間違いなく、ぶっ壊れ性能を持っていますね。

私のような凡人は
そんなの無理でしょと思いますが
それができるからこれほど成功されているのかなと
思います。

何はともあれ
千田さんの主張は
「本を読め」
この1点だと感じました。

千田さんとの出会いによって
人生で有益になるあらゆる知識は
本から吸収できるという考えを
得ることができました。

とても読みやすい本だったので
休憩の合間に
1日2冊くらいのペースで読んでいました。

これが本格的に読書を始めたきっかけになります。

余談ですが
簿記2級は連結会計が出なければ受かる、
というレベルまで仕上げ
結果、連結会計は出なかったので受かりました。

連結会計はなんか難しかったです。
伝わる人に伝わればうれしいです。

時は少し流れ、入社の時が来ました。

しかし、がっつりコロナ全盛期と重なりました。

幸か不幸か、
1ヶ月自宅待機となりました。

今ではリモートでの研修など
体制は整えられているでしょうが、
当時はコロナが始まったばかり。

自主勉強という名の自由時間が
一か月与えられました。

人に会うこともできなかったので、
読書熱が冷めていなかった私は
とりあえず本を読んでいました。

1日1~2冊くらいのペースで読んでました。

毎日、ブックオフに本を買いに行っていました。

ジャンルは特に決めておらず
ビジネス系の本から
心理学や化学
そして小説まで
とりあえず読んでました。

現在も読書週間は
続いています。

基本的には通勤中か寝る前に読んでいます。

正直本を読むペースは全く重要ではないと思います。

しかし、参考までに
週2~3冊くらいのペースで読んでるかなと思います。

後で述べますが、
読み飛ばすことが多いので
冊数は重要ではないです。

読書は重要か?

「読書は重要か?」
この問いの答えは
「重要です」と答えるほかありません。

というか重要ではないと答える人は
ほぼいないと思います。

ビジネスの世界で成功している人は
読書家であることが統計的に出ています。

それではなぜ重要かという理由を
述べたいと思います。

「読書は能動的インプットだから」
「読書には思考の余地があるから」
これが大きな理由だと考えています。

読書は能動的インプット

これはどういうことかというと
文字というのは
理解する気がないと
読んでも頭に入っていかないからです。

意識して文字を追い、
頭の中で言葉のつながり意味を咀嚼することで
初めて理解ができます。

本もしくは文章を眺めていて
文字を目で追ってたけど
気付いたら何も頭に入っていなかった経験は
誰にでもあると思います。

いまこのブログを読んでいる人も
ハッとなった人もいるかもしれません。

音声でインプットすること場合を考えてみましょう。

私も移動中や文字を読むのは面倒な時、
Youtubeでインプットしています。

音声学習は手軽さがウリです。

また、投下時間対する情報量もかなり多くなります。

しかし、掛けた時間に対して得られるもの(実際に身になっている感覚)
は少ない印象です。

学校の授業も同じ原理で
授業だけを聞いても
ほとんどの身にならないのと一緒です。

身になりにくい理由は後述します。

一方で読書は自分の意識を文字に集中させないと
意味を読み取ることができないです。

また、ある程度興味がある文章ではないと
そもそも読むことはないので
関心が向いているという点も一助になっています。

読書には思考の余地があるから

読書は文字を読んでいる最中にも
思考を行う余地があります。

少しわかりにくいと思うので、
先ほど出した例で説明します。

音声でのインプットは身になりにくいと
先ほど述べさせて頂きました。

理由は一方的な情報の共有のため、
思考に割く時間がないためです。

正確に言うと
Youtube等の再生をストップすればいいわけですが
ひと手間です。

読書の場合、
読むのをやめるだけなので
手間はありません。

というか
思考に脳のリソースをかけるので
読むことができなくなります。

読む行為は意味を理解するという行為が
必ず伴います。

その理解する(しようとする)行為は
人生を通して得た知識や経験に結び付き
新たな発見や知識のつながりを得られます。

この思考の余白こそが
読書の一番の醍醐味だと感じています。

私の読書の仕方

私は本を読む基本的なタイミングを決めています。

先述しましたが、
タイミングは主に二つあって
・出勤中の電車内
・寝る前
です。

出勤中はスマホのKindleで読んでいます。

1~2日で1冊くらいのペースです。

ちなみにほぼ読み飛ばしています。

昔は最初から最後のあとがきまで
読んでいました。

すべて読まないともったいないと思っていたからです。

今、その考え方は変わりました。

じっくり読む本や箇所というものを
感覚で決め、それ以外はさらっと読みます。

理由としては
結構な数の本を読んできたため
ある程度内容が想像できる・知っていることが
増えてきたこと。

また、読みたいものだけ読むようにした方が
読書に対するモチベーションを
高く維持できるからです。

話を戻します。

Kindleはアマゾンプライムにサブスク登録していると
無料で読める本の数が増えます。

当然、Kindle Unlimitedに入ればいいのですが、
今のところサブスク登録しないで
満足しています。

無料なので
読み飛ばす際のもったいない感は
薄れます。

ぜひ、面白そうな本の
面白そうな箇所だけでも読んでみてください。

寝る前には
紙の本を読むことが多いです。

Xで流れてくる
面白そうな本はアマゾンで
欲しいものリストに入れています。

読んでいる本が終わりそうなときに
アマゾンか楽天市場で安さやポイント還元を
見て買っています。

新品で買います。

理由はしっかりと読まないと
もったいないという気を起こさせるためです。

Kindleと紙の本で明確に
目的を分けています。

そのため、
Kindleは幅広い分野を読み
紙の本は仕事につながる経営やマネジメントなどの
分野を中心に読んでいます。

読んだ知識を活かすために

今までは、読書によるインプットについて話してきました。

若干、本題から逸れますが
アウトプットに関して簡単に話したいと思います。

大前提として
インプットは非常に大切です。

しかし、
最近インプットと同等かそれ以上に大切なのは
アウトプットだと考えるようになりました。

学校の授業が身にならないことが多いのは
一方的なインプットになり、
思考の余地がないからという話をしました。

読書も一方通行のインプットという点では
近しいものがあります。

アウトプットして初めて
得た知識は定着します。

このブログを始めた理由もそこにあります。

自分の言葉にして初めて
得た知識を本当の意味で理解することが
できるのだなと思います。

思った以上に
得た知識を説明するのは難しいです。

分かったつもりの場合が非常に多いです。

例えば、
受験勉強をしていてわからない問題があったとします。

答えをみたら簡単じゃんと思いました。

しかし、
いざもう一度解こうとしたら
全くペンが動かなかった経験がある方は
多いのではないかと思います。

これが分かったつもり、
知識が身についたつもりになっている場合です。

この”つもり対策”は一度自分の言葉で表現することです。

知識の定着の度合いは格段にアップします。

ぜひ、インプット習慣があるかたは
・人に話す
・Xでポストする
・ブログを書く
・スマホにメモする
などアウトプットしてみて下さい。

まとめ

読書をしてない人は
少しでもいいから読みましょう。

おすすめアクションプランは2つあります。

1つは本を読むタイミングを決める。

例えば、通勤の電車の中で読書すると決めます。

その際に、必ずKindleのアプリを開く
もしくは本を開く。

そして、最低一行は読む、
というのをルール化してください。

一行読んだ後は何をしてもいいです。

寝ようがSNSを開こうが気にしません。

ハードルを極限まで下げることが大切です。

また、
Kindleアプリは必ず押しやすい場所に設置してください。

参考までに私は一番右下に置いています。

右利きの親指で操作することが多いので
ここが一番押しやすいため
この場所に設置しています。

一つの参考にしてください。

2つ目は本を買うタイミングを固定するです。

私の場合、楽天市場を利用することが多いです。

ご存じの方は多いと思いますが、
0と5がつく日にポイントが+2倍になります。

この日には必ず本を買うと決めるのです。

読み終わってなくても
積読になっていても関係ありません。

買い続けてください。

いい意味でサンクコストが働くことを期待しています。

次はすでにある程度、読書習慣がある方への
アクションプランです。

インプットはできていると思うので、
その質を高めるためでも
アウトプットが必要だと考えます。

アウトプットすることで
自分の理解不足な点や
表現する難しさの壁に当たると思います。

絶賛私も難しさを実感しています。

結論スマホにメモすることから始めるのが
良いと思います。

気に入った箇所、
知らなかった箇所、
心に響いた箇所などなどを
メモしていきましょう。

出来たら、
文章を丸写しではなく、
何も見ないで打ち込む、
もしくは
自分の言葉で表現しなおすのがおすすめです。

定期的に見直すとなおよいと思います。

皆さんによい読書ライフの
ちょっとしたきっかけになれば
大変うれしいです。

おまけ

現在はほとんど読んでませんが
昔はミステリー小説をよく読んでいました。

ビジネス書はハードルが高いと思う方は
是非、小説から入ることをおすすめします。

個人的おすすめミステリー小説を
3選紹介します。

今回紹介するものは
小説でしか味わえない
叙述トリックというやつです。

読み終わったとき、
もしくはどんでん返しを食らったときの
「はっ??」
「どういうこと??」
という感情をまず感じると思います。

頭を整理できた後に
「そういうことか!」
「マジ騙された」
「作者天才だろ」
という感覚になると思います。

死語かもしれませんが
俗にいうアハ体験を味わえます。

以下、おすすめを紹介させて頂きます。

○殺戮にいたる病 我孫子武丸

叙述トリック系の本にはこの傾向が強いのですが、
賛否両論ある作品です。
僕的には最高でした。
少々グロい表現があるので、苦手な方は読み飛ばしてください。
物語の本質はそこではないので。
僕は苦手なので読み飛ばしました笑
最後の方はページをめくる手が止まらなく感覚を味わえると思います。

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○彼女は存在しない 浦賀和宏

こちらも最高です。
「彼女は存在しない」の意味が分かるとき
あなたは衝撃を受けるでしょう。

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○ハサミ男

とりあえず読んでみてください。
多くは語りません。
多くを語ることも、語らないこともヒントになるので
何も言いたくありません。
トリックを知った後
私の言っていることが分かると思います。

Bitly
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面白い小説はほかにもたくさんあるのですが、
今回はこのあたりで。

最後まで読んだ頂きありがとうございました。



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